2683年 5月 9日 探訪
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此方は
【栃木市旭町 東和橋】
依り杢冷川を五十米程上つた所に架る橋であります。 ぱつと見は昭和廿、卅年代前半頃の橋の樣に見えますが、其實如何でせうか。 と云ふ事で、此方左岸側から見て行き度いと思ひます。 |
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無記名でありますが、何か銘板を附たであらう跡と云ふか、附たかつたけれど附無く成つたので埋めた樣な状態であります。 |
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同上。 |
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高欄は
【鹿沼市上久我 神前橋】
の樣な、如何にもさう云ふ年代と云ふ意匠でありますが、
【栃木市萬町、泉町-錦町 泉橋】
の物と同樣の裝飾と云ふか轉落防止柵と云ふか、が取附られて居ります。 では右岸側へ移動致します。 |
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まあ無名橋でありますから當然此方も同樣であります。 |
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同上。 |
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横から見ました處、此方は牀版橋でありました。 扠、竣功年でありますが、栃木市橋梁點檢結果を見ますと昭和三年に成つて居りました。 して、一寸疑問に思ひましたので航空冩眞を見ました處、昭和廿三年以降卅三年迄の間だなと思つた譯であります。 後述する橋が昭和卅年竣功でありますから、多分同時に竣功したのでは無いかなと思ひました。 因に此方、栃木市橋梁點檢結果では無名橋(39)と表記されて居りました。 まあ、色々と推察する面白さが御坐いましたので大滿足であります。 以上、御附合有難う御坐いました。 |