栗山村湯西川　湯平橋

2680年 11月 24日 探訪

	此方は 【栗山村湯西川　伊勢の前橋】 依り五百米程湯西川を上つた處に架る橋であります。 　も少し分り易い書方でありますと、 【栗山村湯西川　權現橋】 依り栃木縣道二四九號を九百米程土呂部方面に進んだ邊、と云ふ感じでせうか。 　ぱつと見には權現橋同樣如何にも觀光地と云ふ感じの橋でありますが、其實如何でせうか。 　と云ふ事で、東風ら右岸側から見て行き度いと思ひます。
	湯西川。 　まあ、如何見ても新しいでありますよね。
	湯平橋。 　磨けば光るのでせうか、之。
	高欄は輕合金製の更新用でせうから、近年の物でせうね。 　然し、もう既に地覆は結構痛んで居りますし、路盤の舖裝も手荒く荒れて居ります。 　して、さうさう、地元の方に點檢に來たのかと不相變間違はれまして、其が切掛で暫し談笑致しました。呵呵 　では右岸側へ移動致します。
	湯西川。 　少し調べて見たのでありますが、擬寶珠高欄と云ふ製品が當然の樣に在るのでありますね。
	湯平橋。 　若かして、元親柱は無かつたのでせうか。 　何か、今の親柱基礎部分を見てふと思ひました。
	横から見ました處、此方もI桁の鈑橋でありました。 　まあ、觀光地らしい演出も必要なのは分りますが、拙としましては元の姿の片鱗が微塵も無い事が殘念でありました。 　でありますので、前囘來た時に今時の橋だと思つて相手にし無かつたのでありますよね。呵呵 　あ、因に竣功は昭和四四年であります。 　以上、御附合有難う御坐いました。

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