2680年 9月 22日 探訪
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此方は
【栗山村湯西川 赤倉橋】
依り一キロ程栃木縣道二四九號線を湯西川温泉と云ふか黒部方面に進んだ處、湯西川に架る橋であります。 まあ、如何見ても此處は觀光地、平家落人の里でありますと手荒く意識した意匠に拙はアレでありますが、架替られたにしては幅員が狹い等色々と違ふなと思ひまして、 調べました處改修されて斯樣な姿に成つた其也の年代の橋の樣であります。 と云ふ事で此方、右岸側から見て行き度いと思ひます。 |
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ごんげんはし。 現在は斯樣な平假名が書かれて居りますが、元の讀方で書けば「ゴンゲンバシ」であります。 不濁が今時の風潮に成つて居りますが、其は樣々な處に日本語の讀みの變化を理解出來無い人々が結構入り込んで居る弊害でせう。 日本人なら地味な反日工作に流され無いで欲しい處であります。 |
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ゆにしかわ。 如何せならもつと其らしく「ゆにしかは」と表記すれば尚更さう云ふ地らしくて良かつたでせうに。 |
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今は素敵な素敵が附て居りますが、 【元からの姿】 の方が拙は好きであります。 |
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排水桝は忘形見。 では左岸側へ移動致します。 |
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権現橋。 正直、何で此處で斯樣な意匠にして仕舞つたのだらうと思つたのであります。 |
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湯西川。 温泉街のど眞中でありましたら未だ納得出來るのでありますが。 |
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横から見ました処、之は一径間の鈑橋でありますかね。 併し今は見た目が其なに重要、と云ふか、観光地つて此処迄頑張ら無いと遣つて行け無い時代なのでせうか。 見た目重視、勿論今時の安全基準を満した上での事でせうが、否、まあ、まあ良いや。 以下省略。 嗚呼、因に昭和四一年完成であります。 其と、舊橋は現在の水路橋の部分に架つてゐた樣であります。 以上、御附合有難う御坐いました。 |