上三川町石田 下石田橋

2680年 12月 21日 探訪

 此方は 【上三川町石田 石田橋【二】】 依り四五〇米程田川を下つた處に架る橋であります。

 ぱつと見、 【眞岡市飯貝 兩國橋】 に似た見た目からほゞ同年代の橋と思はれますが、其實如何でせうか。

 と云ふ事で此方、左岸側から見て行き度いと思ひます。
 下石田橋。

 石田橋の下流側であり同地區内でありますので下石田橋、納得であります。

 單成る柱から少し御洒落と云ふか、意匠に拘り始めた姿と云つた處でありますね。
 此方の親柱の外側に橋歴板が附て居りました。

 昭和四四年三月完成の二等橋であります。
 田川。

 字體は上記の石田橋ど同一でありますかね。
 高欄は鐵柵の樣な意匠であります。
 排水桝。

 では右岸側へ移動致します。
 下石田橋。

 此方の年代の特徴でありますね、兩岸で對稱の銘板でありますのは。
 田川。
 横から見ました處、二徑間の鈑橋でありました。

 因に、舊橋は此方右岸側の一徑間部分程に架つてゐた樣でありますが、餘長い事使はれてゐた樣では無いので、何か勿體無い樣な氣がし無いでも無いでありますが、 まあ仕方が無いでありますね。
 其と、此方側には桁にも橋歴板が附て居りました。

 面白い事に、親柱の橋歴板とほゞ似た内容なのでありますが、表記方法が多少違ふのであります。
まあ、是には色々と決りが有るのでせうから、其違ひが分る好例かなと思ひました。

 して、中々に長閑で良い風景の處でありました。

 以上、御附合有難う御坐いました。

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