矢板市本町-上町 名稱不明橋

2673年 8月 27日 探訪

 此方は日光北街道の 【京町橋】 依り百七十米程上流側の内川に架る橋であります。

 所謂規格橋だと思はれるのでありますが、見て居りますと、他では餘り見掛無い特徴を有する橋でありました。

 因に、之は右岸側からの眺めなのでありますが、橋の中央依り下流側が本町、上流側が上町であります。

 まあ當然の如く銘板は無いので、適當に輕く見て行きます。
 横から見ますと一徑間の鈑橋なのでありますが、如何でせう、縱に補強の鋼材が附てゐる道路橋つて意外と珍しいのでは無いでせうか。

 而も此方、河川改修語後の内川に架橋されて居りますから、竣功年度は昭和四一年から四四年迄の間だと思ふのであります。

 其で之つて珍しいでありますよね。

 因に、何故に昭和四四年迄かと思ひましたのは、同年の航空冩眞では其姿が確認出來るからであります。
 其も然る事乍、何と云つても此高欄が珍しいと思ふのであります。

 もうね、之つて人道橋かと思ふ位に自動車の轉落防止には成つてゐ無いのでは無いかと思つて仕舞ふのであります。

 まあ、もう既にガアドレイル高欄の橋が在るにも關はらず、斯う云ふ高欄を使用してゐるのが珍しいと云ひますか、 さう云ふ點で簡單にではありますが、取上て見ました。

 以上、御附合有難う御坐いました。

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