2683年 2月 28日 探訪
![]() | 此方は
【栃木市湊町 會橋】
依り二百米強程巴波川右岸側を上つた所、
【栃木市萬町-入舟町 常盤橋】
の直隣、縣廳堀附漕渠に架る橋であります。 はい、如何見ても戰前橋でありますが、其實如何でせうか。 と云ふ事で此方、左岸側から見て行き度いと思ひます。 |
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昭和三年十月竣功。 他と一線を畫し、四角錐に成る樣な姿の上に、丸い笠石部分が載る意匠でありました。 |
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入舟橋。 橋名は地區名からでありますね。 |
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高欄は常盤橋と同樣の意匠であります。 では右岸側へ移動致します。 |
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昭和三年十月竣功。 此方の親柱は手荒く綺麗であります。 |
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いりふねはし。 因に"し"は"志"の變字體假名であります。 |
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横から見ました處、此方は鈑橋でありました。 |
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若かして外側だけ鈑桁なのかと思ひ下から覗いて見ましたが、全て鈑桁でありました。 栃木市の橋梁點檢結果を見ましても同樣でありましたので、元からの姿の樣であります。 多分。 斯樣な鈑桁の戰前橋は中々御目に掛れませんので、良い物が見られたなと手荒く滿足でありました。 以上、御附合有難う御坐いました。 |