栃木市入舟町 忍橋

2683年 2月 28日 探訪

 此方は 【栃木市湊町、入舟町 寶橋】 依り入舟川を百四十米程上つた所に架る橋であります。

 まあ、如何見ても雰圍氣たつぷりの戰前橋でありますが、其實如何でせうか。

 と云ふ事で、此方左岸側から見て行き度いと思ひます。
 昭和八年七月竣功。

 他の栃木市内戰前橋同樣の意匠の親柱でありますが、笠石部分は其々に違ひを持たせて居りますね。
 忍橋。

 橋名の由來は不明であります。
 高欄には半圓に開いた部分が有り、其處に三本の鐵管が入つた意匠であります。

 では右岸側へ移動致します。
 昭和八年七月竣功。

 笠石部分、一段高く成つてから丸い意匠が載つて居ります。
 忍橋。

 親柱は石造で高欄は混凝土製と云ふ處でせうか。
 右岸側からは一寸確認し辛かつたので左岸側から桁を見ましたが、此方は混凝土牀版桁でありました。
石造の護岸も含め、正に戰前らしい雰圍氣であります。

 此方でも素敵な橋が見られて手荒く滿足でありました。

 以上、御附合有難う御坐いました。

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