2683年 2月 28日 探訪
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此方は
【栃木市湊町 會橋】
依り十五米程入舟川を上つた所に架る橋であります。 太鼓橋風味の何共可愛らしい橋でありまして、結構な年代物かと思はれますが、其實如何でせうか。 と云ふ事で此方、左岸側から見て行き度いと思ひます。 |
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一寸勝手に落ち葉を退すのもアレかと思ひまして其儘撮りましたが、多分無記名かと思はれます。 |
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無記名でありますね。 笠石部分が丸く可愛らしいであります。 |
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高欄、と云ふ依りはほゞ地覆かと思はれます。 |
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中央部分に四角く穴が開いて居りましたので、元々は手摺の柱でも附てゐたのでは無いでせうか。 では右岸側へ移動致します。 |
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素敵な親柱であります。 |
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同上。 |
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横から見ました處、パイル形式の橋脚を持つ二徑間の混凝土牀版橋でありました。 而も中央に向つて若干牀版の厚味に變化が御坐います。 其に模樣も素敵でありますね。 因に竣功年等當然分りませんが、昭和廿三年の航空冩眞でも其姿が確認出來ますので、若かしますと戰前物かも知れません。 其と、元々は個人宅の出入口用の橋だつたのかも知れませんが、現在では駐車場との連絡口用の橋と成つて居ります。 いやあ、實に素敵な橋が見られて手荒く滿足でありました。 以上、御附合有難う御坐いました。 |