2680年 6月 1日 探訪
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此方は
【鹽原町中鹽原 田代橋】
依り八百米程北進した處、箒川に架る國道四百號の橋であります。 ぱつと見此方も結構新しさうな感じの橋でありますが、點檢結果を信じれば昭和四一年の橋であります。 何と無く本當にさうなのかなと云ふ感じがし無いでも無いでありますが、其實如何でせうか。 と云ふ事で此方、右岸側から見て行き度いと思ひます。 |
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ほうきがわ。 うむ、多分此方銘板だけでは無く親柱も新造されて居りますね。 |
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宮崎橋。 其割には結構親柱が痛んで居りますが、之は多分冬季の氣象條件で致し方無い處なのでせう。 |
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高欄は今時の改修用、多分輕合金製の物でせうか、が附て居ります。 して、當然の樣に地覆も高くされて居ります。 唯一原型を保つてゐるのは、盛られた舖裝に隨分と埋つてゐる樣な排水桝だけでせうか。 |
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其排水桝。 手荒く昭和を感じます。 では左岸側へ移動致します。 |
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箒川。 親柱、良く見ら外側傾斜セリ。 |
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みやざきばし。 あれま、此方は表面が手荒く剥れて居ります。 |
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横から見ました處、此方は二徑間の鈑橋でありました。 併し流石と云ひますか、昭和四十年頃の橋らしく、川牀からの高さが然程では御坐いません。 |
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して、橋歴板を見て驚いたのでありますが、點檢結果とは卅年の隔りが御坐います。 まあ、さうだと見れば其樣な年代の橋にも見えますが、さう致しますと排水桝が彼んな筈は無いので、竣功は昭和四一年で間違無いと思ひます。 唯、大部分に亙つて改修、と云ふか大改修が行はれ、其完成が平成八年と云ふ事なのでは無いかと推察致しました。 まあ、見た目には餘拙的には魅力を感じませんでしたが、本當の竣功年を推察すると云つた樂しみが御坐いましたので、概ね滿足でありました。 以上、御附合有難う御坐いました。 |