喜連川町上河戸 堀掛橋

2679年 1月 29日 探訪

 此方は 【喜連川町上河戸 天王前橋】 依り九百米程江川を上つた處、栃木縣道四八號大田原氏家線の江川橋依り五百米程上に架る橋であります。

 まあもうね、如何にもと云ふ感じの橋でありますし、此處迄見て來た喜連川町の今迄通りの江川の橋と云ふ感じでありますが、其實如何でせうか。

 と云ふ事で、今囘も左岸側から簡單に見て行き度いと思ひます。
 強いて云へば、ガアドレイル高欄が天王前橋の一世代前の意匠の物であります。
 排水桝は圓い鑄物であります。
 鈑橋でありまして、地覆には補強の爲か鋼材が卷れて居ります。

 して、 【喜連川町下河戸 代官山橋ト無名橋】 の樣に排水管が曲つてゐるのが特徴であります。

 扨、竣功年でありますが、さくら市橋梁長壽命化修繕計畫を見ました處、昭和四十年でありましたが、航空冩眞で見ました處、昭和四四年と四五年では河川、橋共に位置が違ふのであります。
と云ふ事は、此方の正確な竣功年は昭和四四年から四五年に掛てと云ふのが本當なのでは無いでせうか。

 まあ拙的には何方でも構は無いのでありますが、斯う云ふ規格物件でも其々に多少の違ひが在ると云ふのは面白いであります。

 以上、御附合有難う御坐いました。

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