2678年 9月 11日 探訪
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此方は
【烏山町神長 塙橋】
依り三百五十米程江川を下つた處に架る橋であります。 ぱつと見塙橋同樣に見えるのでありますが、此方の方が少し幅廣かなと思ひましたが、成程確に、栃木縣の橋梁點檢結果を見ました處、塙橋が幅員三米で有るのに對して、 此方は四米と成つて居りました。 まあ、別段アレでありますが、多分塙橋と同時期に出來た橋でせうから、輕く此方、右岸側から見て行き度いと思ひます。 |
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斯う云ふ具合に、四箇所共に何の記名も御坐いませんでした。 まあ何と云ひますか、長い袖ビイム、格好良いでありますね。 其とふと思つたのでありますが、若かして竣功當初は高欄が何も無く、危險と云ふ事で後年、昭和四六、七年頃に此方が附られたと云ふ事は無いのでありますかね。 |
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横から見ました處、矢張二徑間の鈑橋でありました。 塙橋と違ふ點は、地覆に補強の鐵板が卷かれてゐるのと、鋼桁に所々中間補剛材が附られてゐると云ふ處でせうか。 して、栃木縣橋梁點檢結果を見ました處、矢張此方も昭和四四年竣功でありました。 良く見掛る橋の代表例的な斯う云ふ橋でありますが、氣附ば完成後五十年程經過してゐるのでありますね。 其内架替られて姿を見る事も少く成つて來る事でせう。 以上、御附合有難う御坐いました。 |