馬頭町大内 名稱不明橋

2678年 5月 22日 探訪

 此方は 【馬頭町大内 上木戸橋】 依り直線距離にして三百米程大内川を上つた處に架る橋であります。

 ぱつと見からしまして古初代ガアドレイル、且つ丸柱の高欄の橋でありますので、多分に昭和四五年前後頃の物件かなと思はれますが、 之、多分一般的な道路規格では無く林道規格に成るのでせうか。
斯う云ふ橋で良く見掛る、一番上の手摺の樣な部分を見掛ませんので。

 まあ何か分る事が有るのか、此方右岸側から見て行き度いと思ひます。
 と云ふ事で行也高欄でありますが、丸柱に直附の古初代ガアドレイルであります。

 勿論螺旋は+でありますので、上記の年代を推察した次第であります。

 して、勿論橋名や竣功年度を表す物は何一つ御坐いません。

 併し、手荒く素晴しい實に良い景色であります。
 排水桝は地覆側であります。
 横から見ました處、此方は牀版橋と云ふ形式でありますね。

 護岸や橋臺の型枠跡からも、年代的に間違つてゐ無い、若くはも少し古く昭和卅年代の物件で、昭和四五年前後頃に安全のためにガアドレイルの高欄を附た、 と云つた處でせうか。

 此儘、良き昭和の風景が殘つてゐて呉れると素敵だなと思つた次第であります。

 以上、御附合有難う御坐いました。

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