上河内村上小倉 栃木縣道六三號線舊々道

2676年 4月 26日 探訪

 此方は 【現在地】

 【上河内村今里-鹽谷町上平 栃木縣道六三號線舊道 【前篇】】 の最後の冩眞と、此方  【上河内村今里-鹽谷町上平 栃木縣道六三號線舊道 【中篇】】 の最初の冩眞との中間地點であります。

 さう、以前に辿つた栃木縣道六三號線の舊道で、且つ昭和に成り、多分に紀元節頃附替に成つたであらう部分を今囘は辿り度いと思ひます。

 まあ、歴史的經緯云々はアレと致しまして、不取敢とつとと參りませうか。
 はい、左折であります。
 左に折て直に結構な幅の水路が御待兼であります。

 して、此ガアドレイルが附迄に、一體何人、何臺が水路の餌食に成つたのでせう。
 雰圍氣は手荒く良いでありますがね。
 昔乍の道つて、何故か素晴しい景色の中を通つて居りますよね。
 此處も間違つて落ちてゐる人、車が居さうな氣がするのでありますが、大丈夫だつたのでせうか。
 【現在地】

 此處で右に折ます。
 すると途端に自動車一臺分の幅に成るのでありますが、之が元々の姿なのでせう。
 道の進み具合も正に昔乍の姿であります。
 可愛らしい道祖神の袂を左に折ます。

 因に、道祖神に刻まれてゐる文字は判讀不能でありました。

 手荒く古いと云ふ事でありますかね。
 して、東北自動車道で寸斷されて仕舞ます。

 但し、多分左に折た時點で舊來からの路盤は消失してゐるのだらうと思ひます。

 だつて此處、餘にも直線過ぎますから。
 【現在地】

 此方側は既に道すらも御坐いません。
 既に拂下げされてゐるのだらうと推察致します。
 と云ふ處で、現在の盛土に因り消失した部分で合流と相成ります。
 唯、電柱のみが當時を忍ばせる雰圍氣を殘してゐると云ふ處でせうか。

 以上、御附合有難う御坐いました。

戻る