高根澤町寶積寺 舊眞岡街道交差點ノ安全地帶

2673年 3月 12日 探訪

	東北本線Cアアチ橋から南下する事約二百米、陸羽街道(現國道四號線)が現在の位置に成つてから舊道落ちしたのであらう、通稱眞岡街道(現國道四○八號) の交差點部分のガアドレイル裏にひつそりと隱れて此奴が在りました。 所謂安全地帶だと思ひます。 　併しまあ、其肝心の眞岡街道の冩眞を見事に撮忘れて居りますが、其は後程の課題でありますね。
	反射鏡は向つて左側しか現存して居りません。 而も割てゐます。 　と云ふ事は、"何か"が今日はして見事擦られて片側は紛失。 辛うじて此方側は殘つてゐるものの、矢張り"何か"が今日はして割れた、と云ふ感じでありますかね。 　如何見ても經年劣化には見えませんから。
	直ぐ横には何か立看板が在つたであらう痕跡が殘つてゐます。
	不取敢裏側も撮つて見ました。
	併しまあ、ガアドレイルの變形具合も何だ彼だと色々物語つてゐる感じであります。 然して狹い交叉點と云ふ程の場所では無いのでありますが。 　と云ふ事は、此の安全地帶が無かつた頃には醉拂ひ等が見事線路迄轉落したりしてゐたのでせうか。
	さう云ふ危險な場所の安全地帶の下には、斯樣に可憐な花が咲いてゐました。
	蔭に隱れてひつそりと、長年の御勤め御苦勞樣であります。 　以上、御附合有難う御坐いました。

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