小川町三輪 三輪橋

2675年 9月 29日 探訪

 國道二九三號線の舊道が權津川を渡る橋であります。

 さうして、小川町で數少い拙が求める昔乍の橋、の筈だつたのでありますが、正直、パツと見もう既にアレな事に成つてゐるのでありますが、其實如何なのか・・・
まあ見る迄も無いとは思ひますが、念の爲不取敢見て行きませう。

 では、此方右岸側からであります。
 三輪橋。

 地區名が三輪(ミワ)でありますので、讀みは「ミワ」で良いのだと思ひます。

 まあ、地區名を橋名にした、と云ふ譯でありますね。

 併し中々に格好良い意匠の親柱であります。
 權津川。

 那珂川の支流であります。
 ノオコメント。

 多分、今年に成つてからの更新の樣であります。
確か高欄の高さが九十サンチと規程されてゐるのでありましたかな、昨今は。
きつと其に合はせての事だと思はれます。
 但し下流側を見ました處、竣功當時の工事銘板は殘されて居りました。
昭和四十年三月竣功だつたのでありますね。
 因に排水桝は斯う云ふ具合であります。

 では左岸側へ移動します。
 三輪橋。

 親柱、銘板共に手荒く綺麗であります。

 某ストリイトビウでありましたら、未だ當時の儘の姿が見られますので、興味の有る方はどうぞ。
 權津川。

 何か、出來れば親柱表面も化粧し直した方が綺麗で良かつたのでは無いかなあと思は無くも無い、みたいな。
 PC桁なのかと思ひきや、鐡桁なのでありますね。

 護岸の石積が當時を偲ばせます。

 何と云ひますか、何時迄も在ると思ふな古物件と云ふ事を實感させて呉れました。

 以上、御附合有難う御坐いました。

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