2681年 5月 25日 探訪
此方は
【日光市南小來川 名稱不明橋】
依り九百米程栃木縣道一四九號線を小來川方面へ進んだ所、宇津木澤に架る橋であります。 と云ひますか、橋名からして多分宇津木澤と云ふ名稱だと思ふのでありますが、詳細は地圖に載つて居りませんので、"多分"と云ふだけであります。 と云ふ事は措いとゐて、不相變ガアドレイルの下に親柱が見えましたので取材と相成つた譯でありますが、一體如何云ふ橋でせうか。 不取敢此方、左岸側から見て行き度いと思ひます。 |
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銘板が附部分は在るのでありますが、何か文字は彫られてゐるのでせうか。 | |
何も無い、でありますね。 | |
上流側は斯樣な状態でありますので割愛致します。 | |
之、高欄部分は完全に地覆として作直されて居りますね。 では右岸側へ移動致します。 |
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扠、此方の親柱は如何でせう。 | |
辛うじて"宇津木澤"迄は讀めますが、其下に"橋"と書かれてゐるのか其共此儘で河川名表記なのかは不明であります。 唯、結構な年代物だと云ふ事は感じられますので、栃木縣の橋梁點檢結果を見ました處、昭和五年竣功でありました。 因に、横からは丁度良く見られる所が無かつたので確認出來ませんでしたが、まあ先づ間違無く上記の名稱不明橋同樣の形式、牀版橋なのでは無いでせうか。 不取敢まあ、漏らす事無く歴史的物件が見られて滿足でありました。 以上、御附合有難う御坐いました。 |