2675年 8月 3日 探訪
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【前篇】からの續きであります。 G2O、若しくはG20でせうか。 と云ひますか、此意味つて何なのでせう。 世界無能會談否何でも無いであります。 扨、次。呵呵 |
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先程の橋から二百米程上流側へ來ました。 本當に幅員が多少違ふだけで同じ橋が連つて居ります。 して、如何やら此方の上流側は高欄の状態が結構良いと見ました。 |
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一箇所程鐵管が交換されてゐる樣でありますが、其でも良好な方でありますよね。 唯、一番手前の柱、一體何が打當ると斯う云ふ具合に壞れるのか謎であります。 |
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何と云ひますか、實際。 |
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排水桝。 多分設計は同一なのでせうが、製造過程にばらつきが有る樣であります、かね。 ま、機能すれば良いだけの話でありますものね。 |
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殘念乍、此方は既に判讀不能と成つて居りました。 |
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G2Dでありますね。 其と、固定端、でありますか。 と云ふ事は、支承か何かの使はれる形式の違ひ、とかの事なのでせうかね。 |
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再び二百米程上流側へ來ました。 此一帶の橋の最後であります。 此方は前の物依りも状態が良い樣に見受けられます。 其と、景色全體の雰圍氣も良いでありますね。 電柱が木でありましたら尚善し、と云ふ感じでありましたのに。呵呵 |
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おヽ、之は唯一と云つて良い位完全な姿の高欄では無いでせうか。 |
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して、此方は排水桝の状態も良好でありました。 此形からしまして、大凡の年代は判定出來さうであります。 |
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うゝむ、微かに判讀可能でありますかね。 |
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一通り寫眞を撮り終り、扨歸らうかと思つた時、何か混凝土の構造物が在る事に氣附ました。 之、如何やら河川改修前の先代橋の橋臺の樣であります。 |
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唯、若干現在の橋とは位置が違ふらしく、ほんの少しでありますが下流寄りの樣であります。 して、良く見ますと丸い穴が開いてゐるのが分りましたので、先代橋は木橋だつたのでは無いでせうか。 扨、拙が今迄見て來たトピー工業さんの規格橋でありますが、大體は昭和四五年前後頃の物、其と高欄はガアドレイルとの組合せと云ふ物だと思つて居りましたが、 此方の樣な高欄の物は初て見ました。 では一體何時頃の物なのだらうと思ひ航空寫眞を見て居りました處、昭和四二年の航空寫眞では確認出來ますので、 昭和卅九年以降昭和四二年迄の頃の物件と云ふ事の樣であります。 多分でありますが、鐡桁の規格橋の走りが此方でして、之以降はガアドレイルを高欄に使用した物に移行して行つたと云ふ事なのだと思ひます。 さう云ふ點では貴重な物件と云へるかも知れません。 さう云ふ點で、珍しい物見させて戴けたと云ふ感じであります。 以上、御附合有難う御坐いました。 |