鹿沼市大和田町、藤江町　上川原橋

2681年 5月 17日 探訪

	此方は 【鹿沼市藤江町-楡木町　楡木橋】 依り大凡百米程東側、用水に架る栃木縣道六號線の橋であります。 　先づ間違無く現在の楡木橋の架橋と共に作られた橋でありますのは確實でありますが、一體如何云つた物でせうか。 　と云ふ事で此方、左岸側から見て行き度いと思ひます。 　因に、上流側が大和田町、下流側が藤江町であります。
	上川原橋。 　地區名から來てゐる橋名では御坐いませんね。 と云ふ事は、一例でありますが地區同士の仲がアレとか、まあ色々と大人の事情が絡むとさう成ると云ふ事を、と或る元關係者から教へて戴きました。
	楡木橋同樣昭和卅九年三月竣功であります。
	上流側は歩道部分附足と共に親柱、高欄は失はれて居ります。
	高欄は混凝土管と鐵管を其々一本ずつ使用しました意匠であります。 　と云ひますか、橋臺側に親柱は無く、高欄の柱が兼用して居りました。
	横から見ました處、牀版橋であります。 　では右岸側へ移動致します。
	用水路。 　とは云へ本當に機能してゐるのかなと云ふ感じの草生具合に見えるのでありますが、航空冩眞で見ると現役の樣であります。 　まあ、若かしますと楡木橋も元々は斯樣な高欄だつたのかも知れ無いと云ふ想像が出來ると云ふ點でも、竣功當時の姿で殘つてゐるのは素敵な事だと思ひます。 　以上、御附合有難う御坐いました。

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